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スロヴェニア文化の日のお祝い

駐日スロヴェニア共和国大使館は、2023年2月8日に「スロヴェニア文化の日」の記念式典を開催しました。

当日は、日本・スロヴェニアビジネス協会の青柳正会長、スロヴェニア・日本友の会のイエリサヴァ・ドボウシェク・セスナ会長、スロベニア企業と協力する日本企業の代表、日本へのスロヴェニア製品の輸入業者、日本在住の多くのスロヴェニア人やスロヴェニアの友人を含む約40人が出席し、スロヴェニア文化の日を祝いました。

はじめには、著名なバイオリニストである清岡優子によるスロヴェニア国歌の演奏が行われました。

その次に行われたヤネス・プレモジェ大使によるご挨拶では、スロヴェニアと日本の文化的な関係の重要性が強調され、大使は両国関係の強化に貢献した出席者に謝辞を述べました。その中には、Gašper JemecやEva Petričなど、去年日本で作品を展示したスロヴェニアのアーティストや、日本とスロヴェニアのアーティストをつなぐ美術団体RYU Ryu Art Groupの活動について触れました。また、今年が駐日スロヴェニア大使館の開設30周年であることを振り返り、大使館が日本におけるスロヴェニア人とスロヴェニアの友人たちの出会いの場であり続けることを願っていると述べました。

スロヴェニア・日本友の会のドボウシェク・セスナ会長は、今年のプレシェレン賞受賞者であるマルチアーティスト、エマ・クグレルと学術画家、ヘルマン・グヴァルヤンチッチ教授について述べました。また、スロヴェニア・日本友の会が駐日スロヴェニア共和国大使館および東京外国語大学のスロヴェニア語講座と共同で、この秋にスロヴェニア文化際を開催することを発表しました。この文化祭では、スロヴェニア語と文化に関するシンポジウム、厳選されたスロヴェニア映画とドキュメンタリーを上映する映画祭、またはスロヴェニア料理のクッキング体験などが予定されています。

その後、大使館職員、ドボウシェク・セスナ会長と東京外国語大学スロヴェニア語講座の在学生・卒業生によるスロヴェニア語と日本語の詩の朗読会が行われました。今回は、フランツェ・プレシェーレンの「どこへ?」、カレル・デソトウニク・カユフの「恋人よ、夜が明けたら裸足で行こう」とヴラーディミル・コス神父の「私のパスポート」を朗読いただきました。

最後に清岡さんに「トリグラウ、我が故郷」を演奏いただき、プログラムは終了しました。プログラム終了後には、懇親会が行われました。