コンテンツに移る

アルマ・M・カルリン特別展『ついに日本へ!』オープニングレセプション

在日スロベニア共和国大使館は、ツェリエ地方博物館、ドイツ文化センター OAG ハウス、在日オーストリア大使館、オーストリア文化フォーラム東京とともに、アルマ・M・カルリン特別展 『ついに日本へ!』が開会しました。

この特別展は、著名な作家、ジャーナリスト、世界旅行家であるアルマ・M・カルリンの来日100周年と、スロベニアと日本の外交関係樹立30周年を記念して開催されています。ポラック・ペトリッチ大使は開会のご挨拶で、アルマ・M・カルリンを国際人として、またスロベニア、オーストリア、ドイツというヨーロッパの国々の絡み合う歴史を体現した人物として紹介することの重要性を強調しました。これは、ヨーロッパで戦争が激化している現在において特に重要なアルマ・M・カルリンからのメッセージです。

アルマ・M・カルリンは、時代を先取りした驚くべき女性でもありました。彼女の日本での活動を、男女共同参画推進という切り口からも紹介したいと思います。オープニングセレモニーには、エリザベート・ベルタニョーリ駐日オーストリア大使、日本スロベニア友好議員連盟会長の逢沢 一郎衆議院議員、外務省国際文化交流審議官の曽根健孝氏、シュテファン・シュパイデル OAG 東洋文化研究協会理事ら来賓が出席しました。講演者は、世界市民としてのアルマ・M・カルリン、彼女の知識欲、勇気と決断力を強調しました。

展覧会の企画者であるバルバラ・トルノヴェッツは、価値観の担い手としてのアルマ・M・カルリンの重要性を強調し、最終的にアルマの名を世界の偉大な旅人たちの名に連ねたいと願いました。アルマ・M・カルリンは、かつてないほど世界中を旅し、旅から戻った後は、その旅行記が国際的に驚くべき成功を収め、認知されるようになったと、彼女の素晴らしい功績を語りました。また、展覧会のオープニングには、ツェリエ地方博物館のスタネ・ロズマン館長が出席し、スロベニアで2番目に古い博物館とその秘宝を紹介しました。

このイベントには、在日外交官、文化・教育機関の代表者、日本在住のスロベニア人など、多くの方々が参加されました。